中学生のころから運動中に過呼吸やめまいなどを起こして心配が続いていた姪っ子ですが、昨年の10月に運悪く駅のホームで発作が起きて倒れてしまい救急車で搬送されるというアクシデントがありました。
しかし、そのアクシデントのおかげで緊急搬送先の病院で心拍数が上がった時の不整脈を捕らえた心電図をとることができました。
搬送先の救急病院で心臓専門病院への紹介状を作成していただき、後日改めて発作の真っ最中!?の荒れに荒れた心電図を心臓内科の不整脈専門の先生に診てもらうことができました。
おかげで長年姪っ子を苦しめていた過呼吸の原因が「特発性心室頻拍」という病気であることがわかりました。
特発性心室頻拍とは?
「特発性心室頻拍」 とは
心室内から発生する興奮により頻拍を生じる不整脈の一種だそうです。
簡単に言うと脈が速くなるような電気信号が発生して、姪っ子の場合平常で60回くらいなのが190回くらいまで早くなってしまうこともありまして、症状としては、動悸・胸痛・目まい・まれに失神などの症状が発生していました。
心室頻拍は、心筋梗塞や心筋症など心室に明らかな病気があることによって起こる続発性心室頻拍と、原因を伴わない特発性心室頻拍とに分けられるそうです。
特発性心室頻拍は心電図を見ただけでは専門医でないど判断が難しい病気のようで、高校生のような若い子がなるケースは珍しいそうです。
そういえば、心臓内科の待合室は年配の方が多く、高校生の制服はかなり目立ってジロジロみられたような💦💦
心筋梗塞や心筋症など 心室に明らかな病気があるわけではないので、適切な治療をすればほとんどの人が完治する病気だそうです。
特発性心室頻拍 の治療方法
1.薬
2.カテーテルアブレーションという外科的手術
薬は発作が起きた時に発作を鎮めるために飲む薬です。
(現在姪っ子も頓服薬としてワソランという薬を常備しています)
しかし、薬の対処方法だと今から一生飲み続けなくてはいけないので
これから人生が長い人にはカテーテル手術の方を勧めますとのことでした。
カテーテルなので体の負担も少なく、成功率も高い手術だそうです。
結局薬だと、今後一生運動もできなくなってしまいますが、
手術をすると心拍数を上げる運動をしても過呼吸などにはならなくなるり、手術後1か月後ぐらいには部活もできるようになるということでした。
これだったら、高校三年生の夏のバレーボール引退試合に余裕で間に合う!
ということで迷うことなく、カテーテル手術を選びました。
受診した病院では手術待ちの患者さんがたくさんいて、一年後になってしまうということなので、もっと規模の大きい筑波大学付属病院を紹介してもらいました。
私の大好きな筑波山がある「つくば」です!
不謹慎ながらちょっとワクワク。
年末に姪っ子と筑波神社でお参りもしたことだし、2月に控えた3泊4日の手術も神様が見守ってくださりきっと問題なくサクッと終わるはず!
今までの姪っ子の苦しみがスカッと消えることを願い、心落ち着けて手術の日を迎えたいと思います。